品質管理Management
検査項目 | 測定器具 | 試験方法・参考規格 |
白色度 | 粉体白度計 | 弊社使用方法による |
水分 | 赤外線水分計 | JIS K 5101に準拠 JIS Z 8801に準拠 |
篩残渣 | 標準フルイ | JIS K 5101に準拠 |
嵩比重 | かさ測定器 | JIS K 5101に準拠 |
嵩比容積 | 石山式嵩比容積測定装置 | 弊社使用方法による |
吸油量 | ビュレット、亜麻仁油、網ヘラ | JIS K 5101に準拠 |
pH | pH計 | JIS K 5101に準拠 JIS Z 8802に準拠 |
摩耗度 | 日本フイルコン製摩耗測定器 | 弊社使用方法による |
散弾式摩耗測定装置 | 弊社使用方法による | |
強熱減量 | 電気炉 | 弊社使用方法による |
粒度分析 | 粒度分布測定装置 | 弊社使用方法による |
色差計 | カラーコンピューター | JIS Z 8722に準拠 JIS Z 8723に準拠 |
熱分析 | 精密熱分析装置 | 福岡県工業技術センター設備利用 |
化学組成(XRF) | 波長分散型蛍光X線分析装置 | 福岡県工業技術センター設備利用 |
X線回折(XRD) | X線回折装置 | 福岡県工業技術センター設備利用 |
アスベスト試験 | 基安化発第0828001号に基づく |
アスベスト情報
アスベストについて
平成18年8月28日厚生労働省が基安化発第0828001号「天然鉱物中の石綿含有率の分析方法」を公表し、同年9月1日に施行されました。
弊社での、タルク原石及びタルク製品は、基安化発第0828001号に基づく分析法にて、タルク中の石綿含有率を判定しており、
アスベストが0.1重量%(検出限界)以下であることを確認しておりますので、お客様に安心して弊社のタルク製品をご使用いただいています。
タルク中の石綿含有率の分析方法
1.X線回折装置
X線回折装置
2.標準試料
(社)日本作業環境測定協会の標準試料
タルク(トレモライト0.5%含有)標準試料 JAWE1112
タルク(クリソタイル0.8%含有)標準試料 JAWE1212
3.分析操作
ア.X線回折装置の測定条件
測定範囲(2θ)
トレモライト10-11° (10.4° 付近)
クリソタイル11-13° (12.1°付近)又は23-26°(24.3° 付近)
管電圧及び電流:40kV 30mA
対陰極:Cu
単色化:Niフィルター
検出器:半導体検出器
スリット系:自動可変スリット使用(照射幅15mm固定)
ゴニオメーター走査速度:毎分1/8°
フルスケール:自動スケール
イ.測定法
基安化発第0828001号に基づく分析法による。
ウ.判定方法
測定結果、回折線が認められない場合又は標準試料の当該回析線強度以下である場合は0.1重量%を超えていないと判定される。