株式会社 福岡タルク工業所

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アスベスト情報

アスベストについて

平成18年8月28日厚生労働省が基安化発第0828001号「天然鉱物中の石綿含有率の分析方法」を公表し、同年9月1日に施行されました。
弊社での、タルク原石及びタルク製品は、基安化発第0828001号に基づく分析法にて、タルク中の石綿含有率を判定しており、
アスベストが0.1重量%(検出限界)以下であることを確認しておりますので、お客様に安心して弊社のタルク製品をご使用いただいています。

タルク中の石綿含有率の分析方法

1.X線回折装置 :PANalytical社製 オールインワン多目的X線回折装置 Empyrean
2.標準試料 :(社)日本作業環境測定協会の標準試料
 タルク(トレモライト0.5%含有)標準試料 JAWE1112
 タルク(クリソタイル0.8%含有)標準試料 JAWE1212
3.分析操作  
 ア.X線回折装置の測定条件 測定範囲(2θ):トレモライト10-11° (10.4° 付近)
       クリソタイル11-13° (12.1°付近)又は23-26°(24.3° 付近)
管電圧及び電流:40kV 30mA
対陰極:Cu
単色化:Niフィルター
検出器:半導体検出器
スリット系:自動可変スリット使用(照射幅15mm固定)
ゴニオメーター走査速度:毎分1/8°
フルスケール:自動スケール
 イ.測定法 基安化発第0828001号に基づく分析法による。
 ウ.判定方法 測定結果、回折線が認められない場合又は標準試料の当該回析線強度以下である場合は0.1重量%を超えていないと判定される。